pipenokemuri's diary

好きな物は自分で作って食べよう!!

祖母直伝の油みその作り方

 戦争直後の日本には現代のような豊富な食品は有りませんでした。朝には「油みそ」にごはんと味噌汁と漬物だけ!祖母が作ってくれた「油みそ」は今でもそれだけで十分!ニンジンもゴボウもゴマも沢山入り栄養豊富な「油みそ」です。

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<作り方>フライパンに 材料:味噌、極細切ニンジン、極細切ゴボウ、擂りニンニク、炒りごま軽擂り、砂糖(甘め好み)、粉トウガラシ少々(好み)、サラダ油(味噌とニンジンとゴボウは同量でそれらと同程度)、粉削り節(写真右端比率程度)、みりん、日本酒(ゆるめになる程度)、小麦粉(最後の粘度を決める仕上げに使う)。

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 弱火で焦げないようにスプーンでかき混ぜる。しばらくすると沸騰し泡立ち始め、最初はスプーンの動く跡は粘度が低いので、フライパンの底はあまり見えない。表面にサラダ油も分離して見え、ニンジンやゴボウなどのアクの泡も見える状態。沸騰しニンジンやゴボウにしっかり火がとおり、粘度も上がって来ると、スプーンでかき混ぜるスプーンの跡に、フライパンの底がはっきり長く見え出す。その底が見え出す段階にはいったら、サラダ油の分離もアクの泡も見えない最終段階(20分ちょっと)焦げないように手早く混ぜながら、茶漉しで小麦粉をフライパン全体に満遍なく少しずつ降り掛ける。粘度が十分な程度になったら完成。 もし、これを使いシソ巻きを作る様ならば粘度は高めに仕上げる。