pipenokemuri's diary

好きな物は自分で作って食べよう!!

冬の寒仕込み甘酒づくり!

 寒い冬になると思い出す「おばあちゃんのドブロク!」でも、現在は酒税法違反になりますからネ!・・・・・アルコール濃度1%以下の「甘酒」を作りましょう。

 まず、使う炊飯器や箸など用具は予め全て80度以上の熱湯で消毒して下さい。

 炊飯器の保温魔機能を使って「コメ麹」一袋と炊いた少量「ご飯」を50度ほどの湯と共に「お粥」状にして保温します。時々混ぜて空気が入って酵素が働きやすく助けましょう。炊飯器の蓋は開けたままで大き目ペーパータオルで覆い、熱が適当に逃げて蒸れないようにも注意して上げましょう。温度はこれで大体60度程度に保てるはずです。少しずつ麹くんは酵素で甘く甘くしてくれるはず。調理用の温度計を使って確認するのも良いでしょうね。

f:id:pipenokemuri:20171222201002j:plain

 8時間くらい経つとやや甘くなります。あまり保温が長いと雑菌の繁殖の原因になるので、10時間も経ったらやや甘い位で保温は終了します。もっと長く保温し甘くさせる記事が有りますが、私の場合にはその方法よりもっと別な方法で甘くします。それは酵母を使う方法です。

 これから使うミキサーや瓶や容器なども、みな80度以上の熱湯で消毒して下さいね。まず、ミキサーで保温してた甘くなった「お粥」甘酒を、半量くらいずつ細かくクリーム状にします。一方でドライイースト微小さじ一杯約0.5グラム程を1グラムほどの砂糖と少量の湯で解き、45度強で保温しつつ混ぜ、泡が立ち発酵を認めるまで混ぜます。(余ったドライイーストは空気をしっかり抜き冷凍すれば保存出来ます)

 トロっとなった「クリーム状お粥甘酒」に、容器で泡が立った「発酵イースト」を混ぜ、一升瓶に移し替え、冷水で冷やします。  これから発酵での注意は、一升瓶の金属栓には穴を開け空気が抜ける様にしてて下さい。空気が抜け無いと吹き出したり、瓶が破裂したりしますからね~~!!絶対に厳守ですよ~~。・・・・・ (>θ<)

 発酵中の瓶は必ず寒い冷えた所に置き、時々振って混ぜます。二日ほど経つと泡が立ち始め、一日に三回ほどを目安に吹き出さない様に、空気を少しずつ抜きつつ、振ってまぜ、三日から四日経てばかなり甘くなります。それ以上経つとアルコール濃度が上がり過ぎ、法令のアルコール濃度1%を超えてしまいますので、相当甘くなった時点で鍋に移し80度まで加熱すれば発酵は停止します。

f:id:pipenokemuri:20151218101743j:plain

 発酵停止後は流し冷水ですぐ冷やし、冷蔵庫に入る四合瓶程度に分けて保存します。

f:id:pipenokemuri:20190122102249j:plain

 手作りの甘~い甘~い「甘酒」が完成です。「コメ麹」だけのよりずっとずっと甘~い「甘酒」が出来ますよ!!イース酵母の発酵が更に糖化を盛んにするのですね。法令を守りアルコール濃度1%を超えないようにしましょうネ!